rsiの仕組み

RSIを上手に使ってFX取引の売買タイミングを見極めるテクニック

二種類の分析

FX(外国為替証拠金取引)を行うときには多くの情報からその通貨の価格の上下を判断する必要があります。これらの情報は大きく分けると二つに分類することが可能で、その一つがファンダメンタル分析と呼ばれる要人の発言や金融政策の方向性を情報として通貨の価格の上下を見極めると言う方法です。

そしてもう一つの分析方法が通貨の価格の変動をグラフにして分析を行うテクニカル分析と呼ばれるものです。このテクニカル指標と呼ばれる指標の中で特に良く使われているのがトレンド系指標とオシレーター系指標で、トレンド系指標にはピボットなどが代表的に使われ、オシレーター系の指標の中でも良く使われるものの一つとして今回紹介するRSIなどがあります。

二種類の系統

トレンド系指標が価格の動きの傾向であるトレンドを表すものであることに対し、オシレーター系の指標は価格の動きの度合いを見るものです。現在の価格がどちらかの方向に行き過ぎていないかを確認する方法と言えるでしょう。トレンド系の指標が中長期的な予測に利用されるのと対照的にオシレーター系の指標はその多くが短期の取引に参照できるデイトレードを中心にしているFXトレーダーには有効な指標と考えることもできます。

オシレーター系の代表格RSI

数多くの指標が存在するオシレーター系の指標の中でも特に利用され、参照されることの多いのがRSIです。「総対力指数」とも呼ばれその時点の価格が買われすぎたことによるものか、売られすぎたことによるものかを判別することで売られすぎと判断されるのであれば買い、買われすぎていると判断できるのであれば売ると言った方法で利用していきます。

具体的な計算方法は特に解説しませんが、RSIは一定期間の値上がり幅と値下がり幅から算出され、その範囲は0%から100%の間で表されます。しかし一般的には多くの場合20%から80%の間で推移していくことになりますのでRSIが20%に近づいたのであれば「買い」逆に80%に近づいている、もしくは超えているのであればそれは「売り」のサインと読み取ることが出来るのです。

RSIの難点

ただし、RSIはそのまま使うと動きが極端になります。山や谷がピンポイントで表示されることから底や天井が判断しにくく、後から見れば天井であったとしても実際にリアルタイムにRSIグラフが動いている時点では判断がつかないということも少なくありません。極端な動きをすることもあり見難いのが難点とも言えるでしょう。

これらのRSIの難点はそれほど長くない期間を定め移動平均を出すことで解消できます。期間を長めに設定しすぎてしまうと反応の鈍いグラフになってしまいせっかくのオシレーター系指標のよさが損なわれてしまいます。実際に数日分での移動平均を数パターン用意し、どの程度の間隔が自分に合っているかを判断すると良いでしょう。

あくまでも指標は「参考情報」

今回紹介したRSIのグラフに限らずテクニカル系の指標はあくまでも「目安」に過ぎません。当然、セオリーとは違った動きをすることも少なくないでしょう。その中で価格の上下を見極めていくためには自分に合った指標を数点参照し、併用していくことが大切です。通貨ペアの種類によっても「合う、合わない」があります。このことを見極めて上手に指標を利用していきましょう。

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